時計の読みの教え方(2)〇時〇分の読み-時計が読めない子に試して欲しい-

2学期(小1)に、時計の理解力が著しく低い息子に、独自の方法(「時計の読みの教え方(〇時と〇時半の読み)」http://mh777.net/?p=339)でなんとか”〇時(0分)と〇時半の読み”を習得させることができ、妻とともに喜んでいましたが、3学期になり、息子にはとても難度の高い”〇時〇分の読み”の学習が始まってしまいました。
今回も教科書どおりに教えても息子は理解できないだろうと思いましたので、独自の方法で息子に教えることにしました。
結果的に2ヶ月ほどかかりましたが(2~3月)、息子が時計を見て”〇時〇分”と正しく読めるように教えることができました。
今回のトレーニングの内容は、以下のとおりです。

Step1 
まずは、以下の紙と割り箸(適当な長さに切ったもの)を用意しました。
時計0


そして、長針が0・5・10・15・・・45・50・55のいずれかを指すように配置し、息子に以下のように読ませるトレーニングをしました。

(例1)
短針の先端を指で触って「4時」、
5●を指で触って「5分」と読む。


(例2)
短針の先端を指で触って「2時」、
5●・10●・15●・・・45●・50●・55●を順に指で触っていきながら、「5・10・15・・・45・50・55分」と読む。


Step2
息子がStep1のトレーニングをすらすらできるようになったので、次に、以下の紙を用意し、
時計1

以下のように読ませるトレーニングをしました。

(例1)
短針の先端を指で触って「1時」、
●(5)・●(10)・●(15)を順に指で触っていきながら、「5・10・15分」と読む。



(例2)
短針の先端を指で触って「6時」、
●(5)・●(10)・●(15)・・・●(35)・●(40)・●(45)を順に指で触っていきながら、「5・10・15・・・35・40・45分」と読む。



Step3 
息子がStep2のトレーニングもすらすらできるようになったので、次に、息子が5分単位以外の読みもできるようにと、以下のように読ませるトレーニングを行いました。

(例1)
短針の先端を指で触って「3時」、
●(5)・●(10)・●(11)・●(12)を順に指で触っていきながら、「5・10・11・12分」と読む。



(例2)
短針の先端を指で触って「9時」、
●(5)・●(10)・●(15)・・・●(45)・●(50)・●(55)・●(56)・●(57)・●(58)を順に指で触っていきながら、「5・10・15・・・45・50・55・56・57・58分」と読む。



Step4 
息子がStep3のトレーニングもすらすらできるようになったので、最後に、以下の紙を用意し、息子にStep1~Step3で教えたように時計を読ませるトレーニングを行いました。

時計2


(例)
短針の先端を指で触って「7時」、
●(5)・●(10)・●(15)・●(20)・●(21)・●(22)・●(23)・●(24)を順に指で触っていきながら、「5・10・15・20・21・22・23・24分」と読む。



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