繰り下がりのある筆算の教え方-IQが低くてもすらすら解ける-

息子(小2・特別支援学級)が通う小学校では、6月に二年生が筆算の学習をするようです。
息子は、足し算の筆算(繰り上がりのある筆算を含む)と繰り下がりのない引き算の筆算については、教科書に記載されている解き方を順調に習得していきましたが、繰り下がりのある引き算の筆算については、教科書に記載されている解き方を理解することが難しそうでした。そこで、繰り下がりのある引き算の筆算については、息子がスムーズに習得できそうな解き方を考え、その解き方を息子に身に付けさせることにしました。
その結果、息子は、6月中に繰り下がりのある筆算をすらすら解くことができるようになりました。
今回、息子に繰り下がりのある筆算を習得させるために行ったトレーニングの内容は、以下のとおりです。

Step1
繰り下がりのある筆算を教える前に、まず、計算の際に必要な”2~9のそれぞれの数を1とその補数に分ける”スキルを身に付けさせようと以下のトレーニングを行いました。なお、息子は予想外に早くこのトレーニングをすらすらできるようになったため、結果的にStep1のトレーニングを行ったのは2日だけでした。

【Step1のトレーニング内容】
以下のプリントを作成し、
筆算繰り下がりの前に


息子に、プリントに印字されたそれぞれの数について、右側に”1”を、その補数を左側に書いていく練習をさせました。なお、息子は、当初、補数(左側の数)を正しく書くことができなかったため、「-1をした数を書いて。」と指示していました。


Step2
Step1のトレーニングの後、息子に以下のとおり繰り下がりのある筆算の解き方を教えていきました。

例1 75-17
繰り下がり筆算1


例2 42- 3
繰り下がり筆算2



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