知的障害の改善に使った「脳トレ玩具」

我が家では、息子の知力アップのためにいろいろなことを試してきましたが、”脳トレ玩具で遊ばせる”というのもその中の1つです。
息子の脳のトレーニングをすることを目的に使ってきた玩具は、積み木・タングラム・ピタゴラス・ロンポス・ニキーチン積み木などですが、中でも、特に多く使ってきたのが、ロンポスとニキーチン積み木です。
私がロンポスやニキーチン積み木を息子の脳トレによく使っている理由は、以下のとおりです。

・毎日短い時間で効率的に脳トレができる。
・色と形のどちらも認識させながら訓練できる。
・問題のパターンが多い。

それでは、ロンポスとニキーチン積み木について簡単に紹介したいと思います。 

〇ロンポス
ロンポスとは、さまざまな形のブロックを決められた形に並べるパズルです。
このロンポスは、息子が年長になってから通い始めた病院の療育でよく使われていたので、家庭でも取り入れてみました。療育の先生によると、「ロンポスは、さんかくタングラム(くもん)とNEWタングラム(くもん)の間くらいの難易度で問題のパターンも多いので療育でよく使う。」とのことでした。
息子は、療育でロンポスをやり始めた頃は、パズルを完成できないことがよくありましたが、就学までには、多くのパズルをさっと完成させることができるようになりました。
ロンポスは、考える力・集中力・想像力を高めるためにも効果があるということなので、我が家では、息子が就学してからもしばらくは家庭療育で使っていました。

〇ニキーチン積み木
ニキーチン積み木は、子供の空間認知力を育てるためによく使われている玩具で、模様づくりパターンカードのとおりに積み木を模様がつながるように配置して遊びます。
驚いたことに、息子が5歳6ヶ月のときに受けたWISCでこのニキーチン積み木が出題されました。このとき、息子は、検査員の指示どおりにすぐ積み木を並べようとしなかったため、ほとんどの問題で時間切れとなり点をとれませんでしたが、時間切れとなった後に模様を作ることができた問題がいくつかあったため、検査後、検査員から、「斜めの線の認識ができていて驚きました。斜めの線の認識は、6歳の子の中でもいくらがんばってもできない子がいます。」との話がありました。
息子は、もともとパズルが極端にできないなど、図形の認知力がとても弱かったのですが、このニキーチン積み木のおかげで息子の図形の認知力をある程度まで上げることができました。また、ニキーチン積み木もロンポスと同様に、息子の考える力・集中力・想像力を少しずつ高めてくれたと感じています。

※お店の商品の価格が高すぎるため、私は、ニキーチン積み木をヤフーオークションで購入しました。

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