クラスメートを叩いて不登校

7月初旬、学校で息子(小2・情緒級)がクラスメートを叩いてしまうという出来事(事件)がありました。詳細は、以下のとおりです。

【事件発生】
7月2日(火)、息子が同じクラス(2年生:2名、3年生:3名)の男の子(3年生)と女の子(3年生)の顔を理由もなく叩いてしまいました。息子は、学校で毎日、長時間、狭いスペースに閉じ込められていますが、叩いたときは、息子がそのスペースから抜け出してきたそうです。なお、息子が叩いた後、担任が息子に被害者の男の子と女の子に謝らせてくれたようです。
7月3日(水)、息子は、前日同様、閉じ込められているスペースから抜け出し、前日叩いた女の子の顔を再び叩いてしまいました。同日の昼、担任から妻に「〇〇さん(息子)がまた他の子を叩いたので迎えに来て欲しい」との連絡があったので、妻がすぐに息子を迎えに行くと、担任から「いっしょに謝って欲しい」と言われ、妻と息子は、女の子に謝りました。妻は、その後、「今週の残り2日間は休みます。来週も休むかもしれないです。」と言って息子を連れて帰りました。

【学校の対応等】
今回の事件について、担任からは「最近、他のクラスメートに興味を持ち始めているのですが・・・。病院や支援センターでどう対応していいかについてのアドバイスがあったら教えて欲しい。」などの話がありました。これに対して、妻から担任に「だから(こういうことがあったとき学校ではきちんと対応できないから)、『訪問支援を受け入れて欲しい』とずっと言ってきているじゃないですか。」と伝えました。なお、後日、息子の主治医からは、「(診察の間に自閉症の特徴的な動作をたくさんする息子を見て)前よりひどくなっている。これはコンサータなどのADHD治療薬では合わない。(妻の話を聞いて)教室の環境がよくない。」などの話がありました。

【私たちの対応】
1学期の残りの間、息子を登校させるかそれとも休ませるかについて夫婦で話し合った結果、7月4日(木)から7月12日(金)までは学校を休ませ、平日は毎日、発達支援センターで放課後等デイサービスを受けさせることにしました。なお、発達支援センターでは2日目、息子が他の子を叩いてしまうという場面がありましたが、その後の5日間は、特に問題となる行動はなかったようです。小学校とは違い、発達支援センターでは息子は、狭いスペースに閉じ込められることなく広いスペースで比較的自由に活動させてくれるので、そのことが良かったのかもしれません。

【再登校】
7月16日(火)から息子を学校に行かせることにしました。7月16日(火)だけ、妻が付き添ったかたちで1時間目の授業だけを受けさせ、7月17日(水)からは、帰りの会が終わるまで、息子を学校に居させることにしました。ただし、担任は、息子を朝の会が始まる前(読書の時間)からずっと狭い空間に隔離しているということが分かったため、隔離される時間を少しでも減らそうと、妻が時々、教室に行き、息子を他の子と同じ空間に出して授業を受けさせるようにしました。なお、夏休みに入るまでの間、息子は他のクラスメートを叩くことはなかったようです。

コメントを残す