高校教員と4時間話す

先日、大学生のとき同じ学部学科だった友人が出張で大阪に来ていたため、大阪に行き久しぶりにその友人と会ってきました。彼は、大学卒業後、東北地方の某県で県立高校の数学の教員をしています。20代のとき以来の再会だったので「老けた」と言われるだろうなあと思っていましたが、意外にも彼に「あまり変わっていない」と言われました。彼も少し太ったようですが、まだ髪はふさふさで元気そうでした。居酒屋、お好み焼き屋など3つのお店で飲食をしながらいろいろな話をしました。彼は、ずっと野球部の監督をしていて、最近は、高野連の仕事までし始めているそうでかなりたいへんそうですが、「教員になって良かった」と言っていました。なお、「残業や休日出勤しても超過勤務手当が出ない」は本当のようで、「学校は特殊な世界」という話もしていました。私が”息子が自閉症”ということを話しても彼は特に驚いた様子はなく、小学校にいろいろとクレームをしているということも話したところ、彼は「言われないと分からないのだから言ったらいいんじゃない」と言っていました。彼は、以前、自閉症(アスペ)の生徒を受け持ったことがあるそうで、そのときは、「問題が起こらないよういろいろと配慮した」と言っていました。彼の話によると、高校でも以前に比べると自閉症等の生徒の受入れ体制がしっかりしてきているとのことでした。結局4時間ほど話をし、最後は、「次は東京で会おう」と言ってサヨナラしました。ところで、友人から「最近、特に小学校の教員になりたがる人が少ない、40代前半で教頭になれる」などの話があったので、私と同学年同学科の人のうちどのくらいの人が教員(大学教員は除く)になっていたのだろうかということが気になり、帰宅後、卒業するときにもらった”進路状況”という資料で”教員予定”や”〇〇高校”などの表記の人数を足していってみたところ、全体の10%未満でした。母校では昔から(高校)教員はあまり人気がなかったようです。



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