人権侵害をする学校①現場写真

息子は、小学2年生で特別支援学級(自閉症・情緒障害)に在籍しています。
小学1年のときの担任の先生は、息子が休み時間等にくつろぐことができるようにと机や机より少し高さのある本棚で囲ったブースを作ってくれていましたが、小学2年の担任の先生(今後、この先生のことを”反面教師”の略で”教師H”と書くことにします。)は、息子を隔離するためにブースを使っています。教師Hは、当初、妻にプリント学習のときに落ち着いて学習できるように息子をブースの中に入れるとの説明をしていましたが、5月下旬、妻が私に「ずっとブースの中に閉じ込められている可能性が高い」と言ってきました。妻は、「ランドセル、かばん、道具等すべての持ち物をブースの中に置くようにセットされている。普通は、プリント学習をするときにプリントと筆記用具を持ってブースに入るでしょ。」と言っていました。6月には、息子が帰りの会の間、ブースの中に閉じ込められていることが分かり、さらに7月になり妻が朝の会が終わるまで付き添ったり、抜き打ちで授業中の息子の様子を見に行ったりしたことにより、息子が朝の会が始まる前からブースの中に閉じ込められていたことや多くの授業で息子はブースの中に閉じ込められていることが分かりました。(妻が見に行ったときは息子はいつもブースの中にいた)なお、妻が教師Hに「ずっとブースの中に入れているのではないですか」と問うと、教師Hからは「(息子をブースに入れるかどうかは)授業の内容による」との釈然としない説明があったそうです。
私としては、教師Hが私たちに何の相談もなく、息子を長時間、ブースの中に閉じ込めていたことについて憤りを感じておりますが、そればかりでなく、専門家に確認したところ、学校が多動の子に対して不適切な環境を作っていること、特別支援教育におけるブースの使い方としては不適切なことも分かりましたので、今後、学校に抗議していくつもりです。

息子が隔離されているスペース(外観:教室の後方から撮影)


息子が隔離されているスペース(外観:教室の窓側から撮影)


息子が隔離されているスペース(内側)


息子が隔離されているスペース(出入口から撮影)


教室の前から撮影


教室の後から撮影



「人権侵害をする学校②文科省の見解」に続く

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