人権侵害をする学校②文科省の見解

息子は、小学2年生で特別支援学級(自閉症・情緒障害)に在籍しています。
息子が小学校で隔離(人権侵害)されている状況については、
前回の記事(http://mh777.net/?p=2001)のとおりです。
以下、前回の記事の画像の一部を掲載します。



〇補足
・出入口は、閉められているときでも息子は中から押して脱出することが可能のようです。なので、個人的には”監禁されている”というよりは”軟禁されている”と感じています。
・教師Hは、朝の会が始まる前から息子をこの中に閉じ込めます。

教師Hが日々、息子を長時間隔離していることについて、私も妻もかなり不満を持っていましたが、教師Hは過去に支援級の担任経験もあるベテラン教師で、堂々と(妻がいる前でも)息子を隔離しているので、私としては、もしかすると他の学校の支援級でもこのような隔離が普通に行われているのかもしれないと思い、学校に対してクレームを入れることをためらっていました。しかしながら、学校が障害児支援を専門とする訪問支援員の受入れ(児童福祉法によってサービスを受ける権利が保障されている)を合理的な理由を示さないまま拒み続けていることや妻が息子が熱中症にならないか心配で「中がとても暑い。なんとかならないですか。」と抗議したにもかかわらず何の対応もしなかったことに私は不信感を抱き、学校が学習等の時間に息子を隔離していることが本当に適切なことなのかどうかについて医師や教育の専門家に確認しようと思いました。そして、まず、元小学校教員の母(1年間、特別支援学級の担任経験あり)に、教室に設置されているブースの画像を見せて息子が日々、長時間閉じ込められていることを伝えました。すると、母は「これは隔離だよ。誰がこんなものを作ったの。それと先生は中にいる〇〇の様子を見ることができないじゃない。〇〇に熱中症など何かあったときどうするの?」ととても驚いた様子でした。母の教員生活は10年程度らしいですが、小学校に勤めているときにこのように児童を隔離している現場を見たことがないと言っていました。母に相談した結果、やはり学校はとんでもないことをしているということが分かったので、念のため、文部科学省にも学校がしていることが不適切ということを確認した上で学校にクレームを入れようと思いました。文部科学省へ確認をした内容等については以下のとおりです。

連絡先 文部科学省24時間子供SOSダイヤル
連絡日 令和元年8月〇日と令和元年8月×日
連絡をした者 私と第三者の2名
質問内容
以下についての見解を聞きたいと伝えました。
対象児童(息子)は、自閉症(多動)、小学二年生で特別支援学級に在籍している。
・対象児童は、教室で外側から内側にいる児童の様子を見ることができないくらいの高さのあるブースの中に長時間閉じ込められている。
・担任からは事前に「プリント学習のときだけブースの中に入れる。」という説明しかなかった。理由は、「その中に入れた方が集中できる。」であった。
回答内容
回答者A:(回答者の知る限り)そのようなブースは教室で学習等の際には使用しない。今、話を聞いて驚いている。
回答者B:そのようなブースが教室で使用されているのを見たことがない。

以上、文部科学省に連絡したことで、学校が息子を隔離してきたことは、特別支援教育においても不適切ということが分かりました。そして、これによってようやく学校に対してクレームを入れようという決心がつきました。

「人権侵害をする学校③医師の見解・要望書提出」に続く

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