小学2年-9月(学校での付添い開始、運動会 等)

〇学校生活
【息子の様子等】
二学期から妻が授業中、息子に付き添うことにしました。息子を隔離するために使用されていたブースは8月下旬に撤去されましたが、私たちの学校に対する不信感がまだ消えていなかったからです。私は、妻が一日に何回か息子の様子を見に教室に行ってくれたらそれで十分と思っていましたが、妻は「給食の時間を除き、できるだけ息子に付き添いたい」と言うので、妻に任せることにしました。
授業中、妻が付き添っていると、息子は立ちたいのをずっと我慢して席に座っていることが多かったようですが、残念ながら妻が教室にいないときは息子は授業中、時々、席を立っていたようです。ちなみに私が9月下旬に付添いをしたときは息子は授業開始から30分ほどで我慢できなくなり席から離れようとしました。
交流級(音楽・体育・図工等)の授業でも妻ができるだけ普通級の教室に行って息子に付き添うようにしました。一学期のとき、息子はほとんどの交流級の授業について15分ほどしか参加できていなかったと聞いていたので、妻は、息子が最後まで授業を受けられるように付添いをしました。交流級の授業には息子が在籍する支援級からは息子ともう1人が出席していますが、支援員は1人だけなので、社会性の障害が重い息子が最後まで授業を受けられるようにするためには妻の付添いが必要なようです。
9月は、息子が午後の授業で崩れてしまうことが多かったので、週に何日かは給食後に下校するようにしました。また、週に1~2日学校を休んで家庭学習をしました。



【運動会】
9月初旬から運動会に向けての練習が始まりました。運動会の練習の時、他の支援級の担任の先生は自分のクラスの子たちに付き添うかたちで練習に参加していましたが、なぜか息子の担任と支援員は、練習に参加せず、ずっと後ろから見ているだけだったので、妻が息子に付き添って練習の手助けをしていました。息子は、聴覚過敏のため、大音量の音楽や子供たちが一斉に出す声などに耐えられず耳を塞いでしまう場面が多かったのですが、息子なりに練習をがんばっていました。聴覚過敏のある息子を運動会に参加させるかどうか迷いましたが、最終的に運動会に参加させることにしました。種目についてはダンスと玉入れに参加させることにし、「本番では親は付き添えない」と言われていたので、練習のとき妻が付き添わないと走らなかった折り返しリレーには参加させないことにしました。
9月下旬に運動会が開催されました。
まず、最初のダンスでは、息子はずっと手で耳を塞ぎ、練習のときのように踊りませんでした。みんなが座っているときも1人だけ座らず立ち続け、不安からか頻繁に体を左右に揺らしていました。ただ、入退場やダンスの間の移動については、周りを見ながらきちんとできていました。





私たちは、他の支援級の担任の先生がみんな付添いに入っている中、息子がいるクラスの担任だけが(支援員も)息子に付き添わなかったことを不満に思い、玉入れの前に担任に対して息子に付き添って欲しいとお願いをしました。ところが、担任は「私は並ぶところまでしか行きません。」と拒みました。妻が「それならば私に付添いをさせて下さい」とお願いしたところ、担任は、付添いをしていいと言いました。この後、念のため、妻が支援員にも付添いをして欲しいとお願いしたところ、支援員が担任に話をしに行き、その結果、支援員が息子に付き添ってくれることになりました。玉入れでも息子は手で耳を塞ぎ、玉を投げませんでしたが、支援員がすぐそばにいてくれて、妻がお願いしたとおりに息子に指示を出してくれたのでダンスのときのように息子は目立った行動をしてしまうということはありませんでした。



【学習内容(国語・算数)】
●国語
漢字と読解中心の学習でした。

●算数
「ひっ算(たし算・ひき算)」、「ふえたりへったり」の学習でした。

〇学校外
【家庭学習】
国語については、漢字の読み書きを中心に学習を進めました。
算数については、「かさ」、「筆算(足し算・引き算)」、「ふえたりへったり」を中心に学習をしました。

★学習内容
●国語
・漢字の読み書き
・読書
・進研ゼミチャレンジテキスト

●算数
・かさ
・筆算(足し算)
・筆算(引き算)
・ふえたりへったり
・今までの復習

※小学2年算数の学習・習得状況は、下表のとおり

【習い事等】
●音楽教室(個別) 週1
●家庭教師 週1 ※テキスト:進研ゼミチャレンジテキスト
●放課後等デイサービス(集団) 週1

〇薬物療法
薬歴(小学2年)
5~6月  インチュニブ(ADHD)
 ↓
6月    コンサータ(ADHD)
 ↓
6月    インチュニブ(ADHD)
 ↓
7~9月  
リスパダール・エビリファイ(自閉スペクトラム症)



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