引き算の暗算の教え方(小1)前半

引き算(10以下)については、息子が5歳10ヶ月のときから教え始め、息子が自力で計算できるようになってからは毎日、20~30ほどの問題演習をさせてきました。
ちなみに息子に教えた引き算の計算方法は、例えば、5-2であれば、〇を5つ書いて、それを見て3と答えるものです。(教え始めてしばらくの間は、 φφ〇〇〇  のように、引く数だけ〇に線を入れ、残った〇を数えて答えさせるようにしていました。)
引き算は、足し算と比べて5歳の息子には、かなり難度が高いと感じていたので、いきなり暗算を習得させようとせず、問題演習をたくさんこなしていくうちに、暗算ができるようになって欲しいという思いがありました。
ところが、4~5ヶ月の間、問題演習を続けた結果、小1の5月の時点で、暗算ができるようになったのは、〇-1の式だけで、夏休み前に10以下の引き算すべての暗算を習得するという目標の達成がかなり厳しい状況となっていました。
そこで、5月から、息子に引き算の暗算を習得させるための取組みを開始することにしました。
息子への引き算の暗算の教え方については、息子が数字に異常なほど興味をもっているということ、〇-1の暗算ができるということを活かしつつ、息子が遊び感覚で習得できるよう、また、足し算の暗算を教えたときと同様に脳トレにもなるようなかたちで教えようと思いました。
結果的に、この取組みを始めて2ヶ月ほどで、息子は、10以下の引き算すべての暗算ができるようになりました。
取組内容は、以下のとおりです。

Step1
まずは、下の紙を見せながら、2-1=1から10-9=1まで順に声を出して読ませるということを1日2回、5日ほど続けました。
この取組みのねらいは、息子は、〇-1の答えをすぐに出せるので、そこから→〇-2→〇-3→・・・となるにつれ、答えが1ずつ減っていくということを認識させることでした。

Step2
次に、下の紙を見せて、2-1から10-9まで順に答えを言うことができるかどうか確認しました。息子は、2-1=1から10-9=1まで間違えることなく言うことができていました。

Step3
次に、下の紙の数式の中からランダムに数式を指差して、以下の方法で答えを出すよう練習をさせました。
例えば、4-2の場合は、”4-1=3、4-2=2”、9-8の場合は、”9-1=8、9-2=7、9-3=6、9-4=5、9-5=4、9-6=3、9-7=2、9-8=1”といったように、息子が暗算できる〇-1の答えの数から1ずつ数を減らして、答えを出す方法です。
なお、上記の方法を教え始めてからしばらくの間は、私がいしょに声を出して答えに導くようにしていました。
10日間ほど、この取組みを続けていると、息子は、例えば、6-4の場合、それぞれの式を言わずに”5、4、3、2”と答えを出すことができるようになりました。最終的には、そうするよう教えていくつもりでしたが、教える手間が省けました。

(後半に続く)

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