小1国語の読解トレーニング(入門編)

就学前、息子の書くことの困難さを2年ほどかけてかなり改善でき、ほっとしていましたが、就学後、息子が国語の文章問題を全く解くことができないという新たな問題に直面しました。
息子の場合、文章問題ができないというだけでなく、上に書かれている文章を読んで、下に書かれている問題を解いていくという流れや選択問題について選択肢の中から正しいものを選んで( )の中に〇を書くというルールを全く理解できていないようでした。
そこで、息子に小学1年の1学期のレベルの国語の読解問題を解くために最低限必要なスキルを身につけさせるための取組みを2週間ほどかけて行いました。
なお、取組みは、以下のとおり、小学1年の1学期に使う教科書や問題集でよく出題される選択問題と穴埋め問題について行いました。

1.選択問題
息子が読み慣れた絵本を数冊用意し、それぞれの絵本について、息子が絵本の中の絵だけを見て答えられる問題を複数作成しました。
そして、息子に絵本を読ませ、問題に出した絵が載っているページになったときにその問題を解かせるといった取組みを行いました。

例1 ぞうくんのさんぽ
(絵本)
↓のページになったときに下の問題の(1)を解かせる

↓のページになったときに下の問題の(3)を解かせる

(問題)

例2 いつもいっしょに
(絵本)
↓のページになったときに下の問題の(1)を解かせる

↓のページになったときに下の問題の(2)を解かせる

(問題)

2.穴埋め問題
抜き出す文の周辺をマーカーで囲って分かりやすくして穴埋めをさせるという訓練を繰り返し行いました。

〇読解問題演習
上述の取組みによって、息子は、選択問題については、選択肢の中から正しいと思うものを選んで、( )の中に〇をしようとするようになり、穴埋め問題についても文章の中から抜き出す箇所を探そうとするようになりました。
その後、読解問題の演習を始めましたが、演習は、問題集をコピーして、同じ問題を10回ほど息子に解かせるといったかたちで行っています。
最初の1~2回は、手助けしながら問題を解かせ、その後はできるだけ自力で解かせるようにしています。
息子に国語の読解力をつけさせるのはとても困難なことですが、あきらめずに、そして、あせらずにコツコツとやっていきたいと思っています。

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