繰り上がりの足し算の教え方(小1)第3回

Step2で息子に繰り上がりの足し算の解き方を教え、息子が解くことに少し慣れてきたと感じたため、Step3で、しっかり問題演習をさせて、繰り上がりの足し算を習得させようとしました。

Step3
(1)まずは、以下の紙を使って問題演習をさせることにしました。

問題演習は、1日12~18問(6問×2~3枚)のペースで行っていきました。

問題演習を始めてみると、息子がStep2で教えた①→②→③のとおりスムーズに問題を解くことができないことに気付きました。
そこで、息子が少しでも早く自力で問題を解くことができるようにしようと、まずは、以下のとおり、①だけを6問分する→②だけを6問分する→③だけを6問分するといったかたちで演習をさせることにしました。

①「10は〇と×」と言わせながら、6つの式の左側の空欄に数字を記入させていく。

②引き算の暗算で6つの式の右側の空欄に数字を記入させていく。

③「〇と×で10、10と□で1□」と言わせながら、6つの式の答えを記入させていく。

上述の演習に息子が慣れてきた頃から、1つの式毎に計算をし、答えを記入させるというかたちに変え、問題演習を続けていきました。

(2)息子が(1)の問題演習をスムーズに行うことができるようになった後、以下の紙を使って問題演習をさせることにしました。

息子に、枠がなくても以下のとおり数字を記入しながら問題を解かせるようにしました。

息子は、やがて計算に慣れ、②の引き算の答えの前に”1(じゅう)”を付けたものが繰り上がりの足し算の答えということをしっかり認識するようになり、計算をするとき、「10は〇と×」は言いますが、②の引き算をした後は、「〇と×で10、10と□で1□」は言わずにすぐに答え(1□)を記入するようになりました。
その結果、息子は、この後、暗算をとてもスムーズに習得することができました。

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