小1算数の文章題トレーニング(演習「ふえるといくつ へるといくつ」①~②)

小1算数の文章題トレーニング(演習)のうち、「ふえるといくつ?」と「へるといくつ?」の演習については、5種類(①~⑤)のプリントを使って行いました。
そして、IQの低い息子でも着実に文章題を解く力が身に付くようにと、どの問題についても「小1算数の文章題トレーニング(基礎編)後半」のStep4-1~2で習得したスキルを使って以下のとおり解くようにさせました。

(1)問題文に書いてあることをお皿に積み木を入れるか、お皿から積み木を出すかで表現する。
(2)(1)をすることによって、いくつ増えたのか、または、いくつ減ったのかを認識し、「〇増える、+〇」または「〇減る、-〇」と言う。
(3)数式を作る。
※息子が(2)~(3)をスムーズにできるようにするため、演習を始めた後も「小1算数の文章題トレーニング(基礎編)後半」の復習をしばらくの間、続けていました。
演習を始めた頃は、かなりの手助けをしなければ息子は問題を解くことができませんでしたが、演習を始めて2ヶ月経過した今は、すらすらと問題を解くことができるようになっています。
それでは、各プリントの演習内容については、以下のとおりです。

演習 「ふえるといくつ へるといくつ」①
まず、以下のプリント、お皿、積み木等を用意しました。(息子が少しでもイメージしやすいようにと積み木にカエルのシールを貼ったり、お皿に池のイラストを置いたりしました。)

そして、以下のように毎日、問題を変えながら演習を行いました。
※息子は、言葉に遅れがあることから問題のパターンは、”くる”と”でていく”だけにしました。

問題の解き方は、以下のとおりです。

(例)上のプリントの1問目
(1)息子に、「かえるが5ひきいます。」を読ませた後、お皿に積み木を5個入れさせる。

(2)息子に、「2ひきくるとなんひきになりますか。」を読ませた後、お皿に積み木を2個入れさせ、「2増える、+2」と言わせる。

※演習を始めて1ヶ月ほどで、息子は、「〇増える(減る)」とだけ言って、数式を記入できるようになりました。

(3)息子に、”しき”の欄に”5+2=7”を記入させる。
続いて、”こたえ”の欄に”7”を記入させる。

演習「ふえるといくつ へるといくつ」②
まず、以下のプリント、お皿、積み木等を用意しました。(息子が少しでもイメージしやすいようにと積み木に鳥のシールを貼ったり、お皿に木のイラストを置いたりしました。)

そして、以下のように毎日、問題を変えながら演習を行いました。
※息子は、言葉に遅れがあることから問題のパターンは、”とんでくる”と”とんでいく”だけにしました。

問題の解き方は、以下のとおりです。

(例)上のプリントの1問目
(1)息子に、「とりが8わいます。」を読ませた後、お皿に積み木を8個入れさせる。

(2)息子に、「5わとんでいくとなんわになりますか。」を読ませた後、お皿の中の積み木を5個、お皿の外に置かせ、「5減る、-5」と言わせる。

※演習を始めて1ヶ月ほどで息子は、「〇増える(減る)」とだけ言って、数式を記入できるようになりました。

(3)息子に、”しき”の欄に”8-5=3”を記入させる。続いて、”こたえ”の欄に”3”を記入させる。

時々、問題文を変えてみる
息子が「ふえるといくつ へるといくつ」①~②のプリントをすらすら解くことができるようになった頃から、問題文が「・・・くる」ではなく、「・・・きた」となっている場合でも解けるようにしておきたいと思い、時々、以下のプリントも使って演習をさせるようにしました。

 

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