小1算数の文章題トレーニング(レベルアップ(2)解ける問題を増やす①あげる もらう)

12月から息子の文章題(算数)を解く力をさらに上げようと以下の3点を目標にして新たなトレーニングを始めました。(参照「小1算数の文章題トレーニング(レベルアップのための戦略を立てる)」:http://mh777.net/?p=499

(1)「あわせていくつ?」、「ぜんぶでいくつ?」、「みんなでなんにん?」、「かずのちがいは?」のそれぞれの文章題を理解して解けるようにする。
(2)解ける問題のパターンを増やす。
(3)3つの数の足し算・引き算の文章題をある程度解けるようにする。

今回の記事では、「(2)解ける問題のパターンを増やす。」の取組みの一つ、「あげるといくつ?」や「もらうといくつ?」といった問題を解けるようにするために行ったトレーニングについて書きたいと思います。

あげるといくつ?」や「もらうといくつ?」といった問題は、小1の2学期以降、教科書や問題集などでかなり多く見られるようになったので、息子になんとか解けるようになって欲しいと思いました。残念ながら、息子には、今まで何度もABAのやり方で”あげる”と”もらう”の意味を理解させようとしましたが、結果的に息子に理解をさせることができなかったので、”あげる”と”もらう”の意味が分からなくてもあげるといくつ?」や「もらうといくつ?」の問題を解けるようにする方法を考えてみることにしました。そして、思いついたのが、「”あげる”と減る」、「”もらう”と増える」ということを暗記させることによって文章題を解けるようにする方法でした。息子は、「増える」や「減る」ということがどういうことなのかをしっかり理解できているので、今回のトレーニングによって「あげるといくつ?」や「もらうといくつ?」の問題が解けるようになるだけでなく、この先、「あげる」や「もらう」の意味を理解させることも可能になると考えました。
トレーニングの内容は、以下のとおりです。

Step1
日々、①→②の順番でトレーニングを行いました。

「あげる」(裏面に”へる”と表記)と書いたカードと「もらう」(裏面に”ふえる”と表記)と書いたカードのそれぞれについて、息子に、表→裏の順に、「あげるとへる」や「もらうとふえる」と読ませる。

②日々、以下の2種類のプリントのどちらか1枚の演習をさせる。(上から順に”ふえる”か”へる”の該当する方に〇をさせていく。)

あげもらい1
あげもらい2

Step2
息子がStep1の②をすらすらできるようになった後、以下のプリントを使って日々、異なる問題を作成し、息子に演習をさせるようにしました。なお、息子は、今回のトレーニングを始めて1ヶ月半ほどで「あげるといくつ?」や「もらうといくつ?」の文章題をすらすら解くことができるようになりました。

あげもらい 文章題(修正)

(問題作成例)
あげもらい 文章題2

コメントを残す