小1算数の文章題トレーニング(レベルアップ(3)3つの数の足し算・引き算の文章題を解く)

12月から息子の文章題(算数)を解く力をさらに上げようと以下の3点を目標にして新たなトレーニングを始めました。(参照「小1算数の文章題トレーニング(レベルアップのための戦略を立てる)」:http://mh777.net/?p=499

1.「あわせていくつ?」、「ぜんぶでいくつ?」、「みんなでなんにん?」、「ちがいはいくつ?」のそれぞれの文章題を理解して解けるようにする。
2.解ける問題のパターンを増やす。
3.3つの数の足し算・引き算の文章題をある程度解けるようにする。

今回の記事では、上記1~3のうち、最後に行った「3つの数の足し算・引き算の文章題をある程度解けるようにする」取組みについて書きたいと思います。

まずは、今回の取組みを行う前に、「3つの数の足し算・引き算の文章題」について、どのような問題が出されているのかを問題集「教科書ぴったりテスト」で確認したところ、以下のとおりでした。

(問題のパターン)
もらう、もらう → 〇+〇+〇
たべる、たべる → 〇-〇-〇
くる、でていく → 〇+〇-〇
きた、きた → 〇+〇+〇
いなくなる、きた → 〇-〇+〇
きた、とんでいった → 〇+〇-〇
のむ、かう → 〇-〇+〇
かえった、かえった → 〇-〇-〇 

そして、上記のパターンの問題をすべて解けるようにと、3種類の問題プリント(プリント1~3)を作成し、日々、問題を変えながら、息子に問題演習をさせました。

なお、問題の解き方については、例えば、「みかんが6こあります。2こたべました。3こたべました。」の問題の場合、息子は2つの数の足し算・引き算の文章題ばかり解いてきたということもあり、当初、問題文の”3こたべました。”を無視して、”6-2=4”と式と答えを書こうとしていたため、息子が3つの数の足し算・引き算の文章題に慣れるまでは、息子に以下の手順で問題を解くように教えました。

①「みかんが6こあります。2こたべました。」を読む。
②”6-2”を書く。
③「3こたべました。」を読む。
④”-3”を追記する。
⑤6-2-3の計算をして、”=1”を追記する。

プリント1
問題①「かいました」か「たべました」を記入。
問題②「のりました」か「おりました」を記入。
問題③「きました」か「いなくなりました」を記入。
3つの数1


(プリント1問題作成例)
3つの数1(例)修


プリント2
問題①「きました」か「でていきました」を記入。
問題②「とんできました」か「とんでいきました」を記入。
問題③「もらいました」か「あげました」を記入。
3つの数2


プリント3
問題①「きました」か「いなくなりました」を記入。
問題②「きました」か「かえりました」を記入。
問題③「かいました」か「つかいました」を記入。
3つの数3


以上が、「3つの数の足し算・引き算の文章題をある程度解けるようにする」の取組みの内容でした。

最後に、夏休みの頃から3月初旬まで、算数の文章題を解くトレーニングに力を入れてきましたが、自閉症で言葉が遅れていてIQも70程度しかない息子が最終的には多くの基本的な文章問題を解くことができるようになったことにたいへん満足しています。
2年生以降はどうなるか分かりませんが、「文章題はできない。」とすぐにあきらめずに、粘り強く教えていきたいと思います。

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